…制服を、着た。



学校に行くわけでもなく、あてもなく。




空を見上げて、歩いた。




行きていく価値も見出せずに、ただゆらりゆらりと川のように歩いて行く私がいた。






そんな『不登校』な私に手を伸ばしてくれたのは。






「おい、そんな所で何突っ立ってんだよ、不良娘」








…同じく不登校だった、君でした。










次回作品「制服を着て、空を見上げて歩いた。」よろしくお願いします!