「え、何」

「「父親か」」

「めんどくせ~」


零が笑いながら突っ込むけど、私には到底笑いごととは思えない。


「零、私の代わりになってよ」

「やだ、なんかそんなことしたら俺の命1日も持たない気がするもん」



本人はハハハと笑うけれど、私もだいぶ命が危ない気がするんだけど。



そんなことは声に出さず、ただひたすら放課後まで心配性2人を受け流しておいた。