「よし、やろうぜ!!あ、でも颯斗はどれもうまいからお前はナシで。希愛ちゃんだけ借りるわ」 「なんでだよ。言うほどうまくねぇよ。それと希愛はダメ」 にぎやかだった病室が数秒間だけシーンと静まり返った。 「え、なんで乃愛ちゃん“は”ダメなの?」 「遠まわしに告白?」 「やっぱ、好きなの?」 …え? なに、告白って…。 好きって…。 彼の言葉が頭の中をぐるぐるする。