「あの、希愛、どうしたんですか!?」 やばいことになってねぇよな? 大丈夫なんだよな? かき消そうにも、嫌な予感が頭を何度もよぎる。最近の希愛の体調を見ているからこそ、余計に考えてしまう。 「今、望夢にも連絡したんだが、危険な状態出そうだ…」 サーっと全身が凍りつくような感覚に襲われた。 なぁ…。 嘘だろ? ついこの間まで元気だったじゃねぇかよ。 なんで………っ。