あかさた「+」
はまやら「=」

あかさた「+」
考察詩「テレパス」
「1ニ3シ」
「ヒ2ミ4」
「シ3ニ1」
「4ミ2ヒ」
「5ロク☆」
「6イツ★」

あかさた「+」
「1ニ3シ」

ドラマの様な
危険思想を抱き
他人に邪な誘惑を
与えずには
いられない
構造の脳を
赤子の頃から持ち
自然体が
少しチガウ
バアイ



(了)





「ヒ2ミ4」

ヒトをミズ
己を考える
自問自答
辛く厳しく
そして
とことん謙虚に
すると
「攻防」が白熱し
永遠を手に
入れる事がデキル



(了)





「シ3ニ1」

小声聞こえ
思考まとまらず
記憶喪失ポケットに
陥って
小声の主を
探りたくナル
「本末転倒」を
思い出せなくなり
自分が自然に
自分で無くナル



(了)





「4ミ2ヒ」

又こんなのも有る
録音された言葉を
ボリューム最少で
聞くと
無声な囁きに
感じるダロウ
スピーカーが
ソノ具合なら
リアルな会話で
相手ヲ壊セル



(了)





「5ロク☆」

寝てる時に
要らぬ事を聞かせ
目覚めに記憶が無くとも
蓄積された
誰かの悪意は
「関連」という名の絆で
キレイな華を咲カス
だからといって
完全不眠不休では
正常精神有り得ない



(了)





「6イツ★」

薬漬けで精度が落ちた
自分の脳を
戻すコトは多分
出来ない
何も特別に見えズ
存在を感知出来ない
高度な集中力
白けた頭に
かすめる言葉の意味を
自分は理解しているのか



(了)





はまやら「=」

考察詩「テレパス」

「1ニ3シ」
「ヒ2ミ4」
「シ3ニ1」
「4ミ2ヒ」
「5ロク☆」
「6イツ★」


はまやら「=」

「1ニ3シ」

現実の逃避が
楽しいワケ
無いから
茶番終焉がタメ
「誘惑シャ」を
必死で必死で必死で
断つ
もはや現実は
「痛く」は無く
悲しくも無いから



(了)





「ヒ2ミ4」

肉体の
痛みを取り除き
精神の束縛からの
解放を求め
さ迷いだす
思考をかき集める
己の
意気地の無い心根
無我を望まぬ
イノチの為に



(了)





「シ3ニ1」

色が有り
目は映してる
形はマダ
辛くなく
支障は
気絶を防ぐのが
精一杯で
「喜び」
目的の堪能が
デキルのでは無い



(了)





「4ミ2ヒ」

目に映る現実
虚実
合成する脳の解釈に
視力ドウコウで無く
無いモノが見え
欠落の死角で
有るモノを隠す
ダカラ
立ち止まらねば
嵐がやむまでは



(了)





「5ロク☆」

目は見えるか
聞こえるのか耳は
サブリミナルな
悪夢に悪酔い
現実と虚実の境に
踏み込まぬのは
他人に踊らされる
被詐欺な無様さより
大切なモノ守る為
我が事の邪魔なダケ



(了)