「彼に近づいたら殺すように依頼を受けているだろう、大勢で動いたらやられる」 「だけど」 「Flower」 ボスの声は不安がる私の声に上乗せする。 「お前は赤ネクタイから緑ネクタイになった数少ない優秀人物だ、No.0 いくら初代とは言え、赤ネクタイ……お前の殺し屋時代もMs.Dollは存在していたはずだ」 そう、残りの2つの組織。 赤ネクタイは殺し屋の幹部。 黒ネクタイは殺し屋の補佐。 どうしようもない。 「入ってこい」