「「「わぁっ!」」」

大峰くんの家は、どうやら獣医さんらしくて、

とっても家が広い。

そして、お父さんが変わり者らしく、

家の地下に、小さなライブハウスを作ってしまったみたいで、

まさかこんなところで使えるとは思わなかったらしく、

ライブハウスの扉を開けたとたんに、

まだ新しい新車のような匂いがした。

キーボード、ギター、ベース、ドラムすべてが綺麗に置かれていた。

他にも色々あったけれど、何に使うのかわからないものは分かりだった。

ん?いや、待てよと。

全員が同じ瞬間に感ずいたはずだ。

アコースティックギター、エレキギター、クラシックギター

どれを使うのかと。