羞恥心と、憤りと、情けなさと……あらゆる感情が胸の中を渦巻いて、目が回りそうだった。 …あぁ、なんなんだ俺? 何してんだよ? 「当たり前だ。カラかう以外に何が?まさか少しでもその気になってたとでも?」 「な…っ!」 思わずカッと顔が熱くなった。 唇を歪めて笑う颯人は俺の顔を下から覗き込むように見上げ、スゥッと真顔になって、言った。 「まっぴらだ、男相手に欲情するヤツなんて。有り得ないね」