プロローグ

この春、私(果歩)は南高校に入学することになった。
家から電車で乗り換えの時間を含み約30分。
とてもじゃないが中学時代あまり私の評判はいい事は無かった。
少し遠い新しい環境でやり直そうとおもった。

入学式3日前。
私は受験の際に
仲良くなった友達の森山 サキ(モリヤマ サキ)と
サキの地元で遊ぶことになった。

その時はまだ、あなたに出会うとは思っても見ませんでした。

こんなに愛しくて切なくて
だけどこの感情さえ捨てれないなんて。