程なくして見えて来たのは、『一献』と書かれたのれんが掛かっている居酒屋。
こぢんまりとしたお店だけれど、三十代前半くらいの店長さんがとても気さくで、お酒も料理も美味しいのだ。
「いらっしゃいませー」
明るい声と笑顔で迎えてくれた店長さんにひとりだと告げると、一番奥のカウンター席に案内された。
先客はまだ少なくて、店長さん以外のスタッフは大学生くらいの男の子がふたりいるだけで、賑やかすぎない雰囲気にホッとした。
注文を聞きに来た店員さんにレモンサワーと焼鳥を頼むと、すぐにお通しのポテトサラダが運ばれて来た。
一緒に持って来てくれたレモンサワーをグイッと飲み、喉を潤したところでポテトサラダにも箸をつける。
明太子の風味がするそれは好みの味付けで、ここに来てよかったと思った。
他にもなにか食べようとメニューを開き、視線を滑らせていく中、昼間にお刺身の話をしていたことを思い出して迷わず注文した。
こぢんまりとしたお店だけれど、三十代前半くらいの店長さんがとても気さくで、お酒も料理も美味しいのだ。
「いらっしゃいませー」
明るい声と笑顔で迎えてくれた店長さんにひとりだと告げると、一番奥のカウンター席に案内された。
先客はまだ少なくて、店長さん以外のスタッフは大学生くらいの男の子がふたりいるだけで、賑やかすぎない雰囲気にホッとした。
注文を聞きに来た店員さんにレモンサワーと焼鳥を頼むと、すぐにお通しのポテトサラダが運ばれて来た。
一緒に持って来てくれたレモンサワーをグイッと飲み、喉を潤したところでポテトサラダにも箸をつける。
明太子の風味がするそれは好みの味付けで、ここに来てよかったと思った。
他にもなにか食べようとメニューを開き、視線を滑らせていく中、昼間にお刺身の話をしていたことを思い出して迷わず注文した。



