黒少女

数日後のことだった。

担任の先生の口から、唯が亡くなったことがわかった。
唯は階段から落ちたときに頭を強く打ち、それが致命傷になってしまったのだ。

そんな…唯…。

私は、泣いた。

唯と仲直りできないまま、唯が死んでしまった。

こんなに悲しいことがあるだろうか?

せめて、唯の本心が聞きたかった。
もう、唯の本当の気持ちを知る術はないのだ。

それから、美波はいつも以上に私のクラスに遊びに来るようになった。

唯が死んだことは全校生徒が知っている。
今、私の学校は暗い雰囲気で満ちている。

それなのに、美波はいつものように明るく、いや、いつも以上に明るく楽しそうにしていた。