黒少女

次の日。
いつものように学校へ行く。

教室には、既にサキエとミハルが来ていた。

「おはよー」

私が二人に挨拶をする。

「…」

しかし、返事がない。

あれ?
聞こえなかったのかな…。

「おはよー!」

今度はもっと大きな声で言ってみた。
だけど、返事はない。

「ねぇ、サキエ…ミハル…?」

二人の名前を呼んでも返事をしてくれない。

そのとき、

「おっはよー!!」

元気よく大きな声で挨拶しながらイオナが教室に入ってきた。

「あ、イオナ〜!」

「おはよー!もう、遅刻ギリギリじゃん」

イオナには返事をするサキエとミハル。

「なんで…」

どうして二人は私には返事をしてくれないの?という疑問がぐるぐると頭を回る。

しかし、それだけではなかった。