「ごめん、みな…」

「どうして、村岡のことばかに気にするの。

どうして、どうして村岡のことばかり。
華ちゃんの親友は私。
華ちゃんは私の一番で、私は華ちゃんの一番のはずでしょ?

それなのに、どうしてそんなに村岡のことばかり気にするの?

あいつは死んだ、もうどうでもいいじゃない。
もう友達でもなんでもないじゃない。

やっと、あいつが華ちゃんの前から消えたのに…せっかく消したのに……」

「み…なみ……?

消したって…どういうこと?」

「だって、あいつ私と華ちゃんの仲を引き裂こうとするんだもん。
だから、消したの」

「美波が、唯を階段から突き落としたの……?」