「自分を責めんなよ・・・。あれは、仕方ないことだったんだ。」 「でも・・・っ・・・。ごめん・・・。昴流・・・っ。」 梨奈が、泣き崩れるように墓の前に座り込む。 「ごめんなさい・・・っ。昴流・・・。本当に、ごめんなさい・・・。」 「っ・・・・・・。」 梨奈が自分を責めているのは、昴流が・・・、梨奈を守って事故にあったから。