「あはは! ほんと面白いねー、あの3人は!」
「そうだね〜。特に内藤くんにはいつも笑わせられちゃう」
美結と坂下さんが、男子更衣室の扉を眺めて2人で笑い合う。
坂下さんとは接点がなくて今まであまり喋ったことがなかったけれど、穏やかで話しやすくて、この機会に随分親しくなれたと思う。
もちろん男子3人とも。ーー三上さんは、今日初めて少し絡めたかな。
「あ、私も吹奏楽部に顔出したいから、もう行くね」
「うん、ばいばーい!」
「またね」
更衣室へ入ろうとする坂下さんに、美結と一緒に手を振る私。
坂下さんが行ってしまうと、美結がやたらニヤニヤしながらこちらへ寄ってきた。
「何美結……? なんかキモいよ」
「最近藍さあ……水野くんと関わると嬉しそうじゃない?」
「はっ……?」
まったく想定外の事を言われ、私は眉をひそめる。
「そうだね〜。特に内藤くんにはいつも笑わせられちゃう」
美結と坂下さんが、男子更衣室の扉を眺めて2人で笑い合う。
坂下さんとは接点がなくて今まであまり喋ったことがなかったけれど、穏やかで話しやすくて、この機会に随分親しくなれたと思う。
もちろん男子3人とも。ーー三上さんは、今日初めて少し絡めたかな。
「あ、私も吹奏楽部に顔出したいから、もう行くね」
「うん、ばいばーい!」
「またね」
更衣室へ入ろうとする坂下さんに、美結と一緒に手を振る私。
坂下さんが行ってしまうと、美結がやたらニヤニヤしながらこちらへ寄ってきた。
「何美結……? なんかキモいよ」
「最近藍さあ……水野くんと関わると嬉しそうじゃない?」
「はっ……?」
まったく想定外の事を言われ、私は眉をひそめる。



