「そういえばアヤって前にもストーカーみたいなことされてたよね。歴代の元カレたちはけっこうヤバいところと繋がってる人が多かったみたいだし、もしかしたら今回もアヤと関係を持った人の逆恨みかもしれないよ」
チエミの言葉にすっかり箸が止まってしまった私はそのままお弁当を半分以上残してフタを閉じた。
「……アヤ、桐島くんのことで相当悩んでるし、せめてストーカーだけでも解決してあげたいな」
私がぽつりと呟いた声に、チエミはすぐに反応してくれた。
「じゃあ、うちらでアヤのことを守ってあげようよ!私は部活があるから毎日ってわけにもいかないけど、休みの時はなるべくアヤの傍にいるようにするからさ」
「……でも、チエミはアヤのこと苦手なんじゃ……」
「今はそんなこと言ってる場合じゃないし、やっぱりアヤは友達だからこのまま放っておけないよ!」
頼もしいチエミの言葉に心がスッと軽くなり、私たちはその日からアヤの護衛をすることになった。



