――桐島くん。



画面にずらりと同じ文面が並べられていた。


【別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ別れろ】


まるで怨念のように永遠に続いている。 


「なに、これ……」

スクロールして確認すると、同じようなメールが1日に20件も届いていた。


「最近毎日送られてくるんだ。拒否してもアドレス変えて送ってくるし、ナイフみたいな画像も添付されてて本当に怖くて……」

アヤの指先が恐怖で震えている。


詳しく確認するためにアヤのスマホを見ると、送信者は不明でもちろん見覚えのないアドレスらしい。

メッセージアプリだと身元がバレる可能性が高いから、サブアドレスがいくつも作れるメールにしたのだろう。


「それに変な人にも後を付けられたりしてて……」

「え?」

「怖くて振り向けなかったけど、カーブミラーで確認したら黒いフードを被った人だった」

「男?」

「それは分からない。でもタイミング的にメールを送ってる人と同一人物な気がして……。もう本当にどうしたらいいの……っ」

アヤはぐしゃりと頭を抱えてしまった。


桐島くんのことといい、セイコのことといい、立て続けに色々なことが起こりすぎてアヤは精神的に限界だった。