苦しみの中で芽生えた友情

「この……この左目のせいで…」

私は自分の左目が嫌い。
私の人生を台無しにしたこの左目が…。
トイレの鏡を前にして自分を見た。
そして、静かに眼帯を外した。
この左目を見る度に昔のことを思い出す。
焼け落ちた家…。
死んでいた両親…。
泣き叫ぶ自分…。

頭から離れないこの記憶。

この左目を隠しても…私へのイジメは終わらない。
だからと言って…素を出していてもさらにイジメが酷く
なる一方だ。

もう…どうしようもない…。