苦しみの中で芽生えた友情

私は物置からスッと立ち上がって凛南に近づいた。

「『可哀想』って…どういうこと」

「!……沙恵…どうしてここに?」

後ろに現れた私に凛南は驚いていた。
それもそのはず…今までそこには誰も居なかったんだもん。

「話を反らさないで!」

「な…何を言ってるの…?」

凜南は驚いた表情で私を見つめる。