苦しみの中で芽生えた友情

この世の中は、優しくも…平和でもないかもしれない…
けど、凛南みたいな人間がいれば…温かい…そんな世の中になるのではないかと思い始めていた。

「緑川さん…キズ大丈夫?血も出てるし…あっ!私、絆 創膏持ってるんだった!ちょっと待ってて」

そう言うと凛南は教室を出ていった。
一人になった教室は静かで…夕日だけが射し込む…綺麗な場所になっていた。

こんな私にも優しく接してくれる人が居たという驚きと

人と話すコトの楽しさや嬉しさが蘇ってくるようだった

学校で楽しく…充実した生活を送れることは…当たり前じゃないって事が、イジメられて分かった。
この世に『絶対』がないと同じで…イジメられない保証
なんてないのだから……。