苦しみの中で芽生えた友情

それから放課後まで私は、矢田さんや松原さん……その他数人の女子のオモチャにされた。

夕日が射し込む教室で私は一人……座り込んでいた。
蹴られたりして出来たアザやすり傷が痛んだ。

「何で…こんなことになったんだろ……。」

そんな言葉を一人言として口から溢した。
眼帯は矢田さんに取られてどっかにいっちゃったし…。
鞄も…。

もう疲れた。

一人で居られる世界に行きたい。

誰も居ない……そんな場所へ…。

そう思った。
自分は捨てられた『汚いゴミ』そう思った。
立つ気力もなく、座り込んだままじっとしていた。