「愛羽ーっ」 「うっ、」 背後から由麻に勢いよく抱きつかれ嘔吐しそうになる。 「もう、本当に愛羽はなんでこんなにかわいいんだろうなあ〜」 由麻がこんなに私を褒めるときはだいたい何かいいことがあったときだ。 「なんかいいことでもあった?」 すると、由麻は待ってましたと言わんばかりの顔をする。 「やっぱ愛羽には分かっちゃうよね〜。実はねっ」 「なに?早く教えてよ〜」 由麻が早く教えてくれないから、私は口をへの字にする。 由麻は私をいじるのが大好きらしい。