言っとくけど私もめんどくさいんだからね!




不良高校なんて自ら進んで行きたくないし!




「えー、嫌だよ」


私がそう言っても多分…、




「高いアイス3個。」


お母さんは物で釣ってくる。




「乗った」



それですぐ了承しちゃう私も私なんだけどさ!






「じゃ!颯のことお願いね〜」



そう言ったのを最後にお母さんは電話を一方的に切った。





「あー…、やっぱり行きたくないぃぃぃ…!!」



いくら、うなだれていてもこれから向かわなければならない不良高校を思い深い深いため息をつく。



…今日は実家に泊まっていこうかな。





重たい足取りで颯がいる不良高校に向かうことになった。