その声を背に私は空き教室を出た。




なにも変わってなかった。



私と別れた時から、あの瞳は。


正直、元カレだとしても気になるものは気になるのだ。





…。










あー!もうっ!!



悩むなんて私らしくない!







暗い気持ちを切り替え、再び廊下を歩きだした。