誰かいるのかな?





あ、もしかして朔?



そう思った私は物音がした空き教室を迷うことなく開けた。









シーン…としてて何か物が落ちただけで誰もいないのかなと思いながら、あたりを見回す。






「…ぁ……んっ…」



奥の方で、かすかに声が聞こえた。






ここの空き教室は保健室だったみたいで、ベットがまぁまぁたくさんあった。



その1番奥のベットから声がした。





やっぱり誰かいるの?



少しの好奇心と、朔かもしれないという期待で1番奥のベットのカーテンに手をかけて少し覗いてしまった。








「っん、…あぁっん!……はぁっ…っん、!!」






え。




「美希先輩、可愛いですよ?」









ハニーブラウンの髪の男が美希先輩という人の上に乗ってる。