「うー、疲れたーーー…やっと昼ごはんー…。」





自分の机でぐったりとうなだれていると、前の席の美人な毒舌女王の澪(みお)が話しかけてきた。



「食堂行くでしょ?」



「疲れたよー澪ー」





「あんただけね。で、食堂行くで…」



「疲れたよねぇーー」






「…いい加減にして。これ以上疲れたばっかりぬかしやがったら、疲れたしか言えない、なにも入ってない脳みそ握りつぶすわよ?」






にこり、と笑って言ってるのが…恐ろしい!!




「はっ、はい!すみませんでしたっ!!もう言いません!一生!!」







そう急いで言った私に女王らしく満足そうに笑い、澪が席を立った。




それにつられて私も立つ。