「ふっふっふー!私は朔と違ってここに寝るために来たわけじゃありませーん!!第5選択室を探しててたまたまここに………………え、…」
どんどん顔が青ざめていく私にびっくりしている朔。
「……?大丈夫か?」
せっかく朔が心配してくれたのに、聞いてない私は焦りまくっていた。
「あぁっーーー!!講義っ!時間っ!忘れてたっ!」
文脈がおかしくなってても私は気づかなかった。
だってもうとっくに始まっていたから…講義が……。
はぁ…なんで今まで忘れてたんだろう、。
お化けに会ったからかなー。
実際にはお化けじゃなくて…美形ヤンキーこと、朔だったけどね。

