先生達も絶句してただろ

口、半開きのままだったぞ

これぜってーチートだろ、4人とも

「ふぁぁ・・・・・・眠い」

相変わらず眠たげに欠伸をする千聖

こいつが、本当に高魔力保持者なのか、疑わしいが

たしかに、測定器にはerrorと判定されてた

まず、4人の異常な魔力値は間違いないか

ってか、あたしこの後零と対戦だよな?

いや、死ぬだろ

魔力が多すぎるから・・・・・・もし一発に魔力をつぎ込まれてしまえば、困る

まあ・・・・・・あたしなら別に楽に防げるけどな?

でも、周囲の視線が痛い・・・・・・今現在も、注目浴びてるんだぞ?

まあ、この4人の容姿もあるが

「俺との対戦だぞ」

「は?零との対戦とか楽に勝てるし。今白旗あげたら許してやるぞ」

「なにが降参だ。するわけねぇだろ・・・・・・そっちこそ、ビビってんじゃねえの?」

「んなわけねーだろ・・・・・・零にビビるとかぜってー無いわ」

「あ"?」

「んだよ、真実だろ」

もはや言葉遣いが同じような気がするのは気のせいか?

「ちょ、二人とも落ち着いてっ」

今度は春が仲裁に入った

「口喧嘩するなら・・・・・・対戦で勝敗つければいいじゃん」

「「それ採用」」

嫌なくらいに、零と息が合う

「覚えとけよ・・・・・・ぜってー勝つ」

「それはこっちのセリフだよ。あたしが勝つからな」

ばちっと、お互いに火花を散らす





そして、ついに対戦の時間────闘技場に来てから30分が経過した頃