「あはは・・・・・・これならどうかしらぁ?」
闇の力が、視覚化した
それはまるで鎖のように、蠢く
いくつもの鎖を両手に────いや、空中に浮遊させ、彼女はそれを操るつもりらしい
「せーいっ」
活きのいい号令とともに、彼女はいくつもある鎖のうちの三つをあたし達に向けて波打たせた
それは瞬時に伸び、あたし達の体目掛けて絡もうとする
「こんの・・・・・・!」
「はぁっ!」
無詠唱での魔法行使も慣れたものだ
即座にあたしは、風の魔法を発動させ、蹴散らした
その後に水のフォローが入る
だが間髪入れずに、新しい鎖が伸びる
それに、一瞬だけ指先が触れた
直後、あたしの脳内に目まぐるしく映像が流れ込む
それは、今までこの鎖の餌食になったであろう命の記憶
「っっ・・・・・・?!」
慌てて風魔法で打ち消す
なんだ、今の・・・・・・
「今のはねぇ、この鎖に囚われて、栄養になった子なのよぉ。面白いでしょう?嬲るのはとても楽しかったわぁ」
心の底から楽しそうに笑うイザベラに、
殺意が湧く
こいつ・・・・・・正真正銘の邪神だな
「さあ、まだ遊びましょう?戯れは長い方がいいものぉ」
闇の力が、視覚化した
それはまるで鎖のように、蠢く
いくつもの鎖を両手に────いや、空中に浮遊させ、彼女はそれを操るつもりらしい
「せーいっ」
活きのいい号令とともに、彼女はいくつもある鎖のうちの三つをあたし達に向けて波打たせた
それは瞬時に伸び、あたし達の体目掛けて絡もうとする
「こんの・・・・・・!」
「はぁっ!」
無詠唱での魔法行使も慣れたものだ
即座にあたしは、風の魔法を発動させ、蹴散らした
その後に水のフォローが入る
だが間髪入れずに、新しい鎖が伸びる
それに、一瞬だけ指先が触れた
直後、あたしの脳内に目まぐるしく映像が流れ込む
それは、今までこの鎖の餌食になったであろう命の記憶
「っっ・・・・・・?!」
慌てて風魔法で打ち消す
なんだ、今の・・・・・・
「今のはねぇ、この鎖に囚われて、栄養になった子なのよぉ。面白いでしょう?嬲るのはとても楽しかったわぁ」
心の底から楽しそうに笑うイザベラに、
殺意が湧く
こいつ・・・・・・正真正銘の邪神だな
「さあ、まだ遊びましょう?戯れは長い方がいいものぉ」



