〜千聖 side〜
「ううー・・・・・・」
「うー・・・・・・」
「んー・・・・・・」
「・・・・・・うるせぇ」
「いやいや、この状況で唸らずにいられる?」
「普通はいられねぇだろー零」
「知らねー」
「もう・・・・・・零だって美杏のこと心配なくせに」
「ばっ、別に心配してねぇよ!」
ども、千聖です
美杏とリーナが「戻ってくる」とだけ残して、奥の廊下に入っていったのが、つい5分ほど前のこと
そして残されたあたしたちは、懸命に神様の介抱をしているんだけど
全く、意識が戻らない
いやまあ、比較的軽傷だった神様は快方に向かってるけど
他の神様が・・・・・・全くなの
ああ、もちろんあたしたちで試行錯誤を繰り返して作った魔力コーティング施したんだ
その手で触ってみたら、見事
・・・・・・でも多分、美杏のことだから、もしかしたらあたし達と話してる間になにか魔法をかけたかもしれないけどね
多分、美杏はわかってたと思うんだ
あたしたちが、美杏のいない間にやることなんて
「治癒魔法が中々効かない・・・・・・」
「だね・・・・・・なんでだろ」
「治癒魔法じゃ治せねぇんじゃねーの」
「あー・・・・・・それも一理あるかも」
ひたすらに治癒魔法をかけているんだけど、やっぱり・・・・・・なんだ
治らない神様たちと格闘していると、かたん、と物音がした
はっとして音のした方をみると、そこには肩で息をするリーナの姿が
「ううー・・・・・・」
「うー・・・・・・」
「んー・・・・・・」
「・・・・・・うるせぇ」
「いやいや、この状況で唸らずにいられる?」
「普通はいられねぇだろー零」
「知らねー」
「もう・・・・・・零だって美杏のこと心配なくせに」
「ばっ、別に心配してねぇよ!」
ども、千聖です
美杏とリーナが「戻ってくる」とだけ残して、奥の廊下に入っていったのが、つい5分ほど前のこと
そして残されたあたしたちは、懸命に神様の介抱をしているんだけど
全く、意識が戻らない
いやまあ、比較的軽傷だった神様は快方に向かってるけど
他の神様が・・・・・・全くなの
ああ、もちろんあたしたちで試行錯誤を繰り返して作った魔力コーティング施したんだ
その手で触ってみたら、見事
・・・・・・でも多分、美杏のことだから、もしかしたらあたし達と話してる間になにか魔法をかけたかもしれないけどね
多分、美杏はわかってたと思うんだ
あたしたちが、美杏のいない間にやることなんて
「治癒魔法が中々効かない・・・・・・」
「だね・・・・・・なんでだろ」
「治癒魔法じゃ治せねぇんじゃねーの」
「あー・・・・・・それも一理あるかも」
ひたすらに治癒魔法をかけているんだけど、やっぱり・・・・・・なんだ
治らない神様たちと格闘していると、かたん、と物音がした
はっとして音のした方をみると、そこには肩で息をするリーナの姿が



