終わる直前 君に恋する

走ってどれくらい?

かなりの道を走った気がする。
すでに私は息を切らしていた。

「はぁ…はぁ……」

彼は私を見てニコリと笑った。
彼が笑うだけで少し気が和らいだように思えた。

でも、彼の名前を…私は知らない。

ずっと知りたかった…。