終わる直前 君に恋する

母は立ち上がった。
口元に手をあてて…母はこう言った。

「ちょっと……気持ち悪いかな…?」

やっぱりか。
私の予想は的中した。
そりゃあ…昼から夜中までお酒なんか沢山飲んでりゃ、
そうなるわな。

「おにぎりも食べれそうにないかも…ごめんね?」
「うん」

まぁ…気持ち悪いし、吐きそうなくらいなら…おにぎりなんて食べたらアウトでしょ?
そう一人で突っ込んだ。
私はおにぎりをラップして冷蔵庫になおした。

母の顔色は悪くなる一方だった。
今にも吐きそうなほど。

「トイレ……」
「?」
「行ってくれば?」

私は冷たくそう行った。
物凄くお腹痛くて…苦しくて吐くなら未だしも……
二日酔いで苦しくて吐くとか…恥ずかしい。
母はうなずいてトイレに走って行った。