朝起きたら親友が女になってた件。


イズゥ!!と俺の名前を呼ぶ声が聞こえるが、当たり前のように無視をする。





少しの沈黙の後、吹っ切れたようにハズが喋り始めた。





「まーー、せっかくこのむちむちぼでぃが手に入ったんや!俺のものやし、今のうちに堪能して……」




怪しそうに笑って、ハズは己の胸へと手を伸ばす。

…が、






「…むちむちって言ってもさぁ、…なんか、貧乳じゃない…?」


そんな俺の声によって、ハズのにやけた顔は一瞬にして真顔になる。






平均的な身長に少し痩せ型の体型、猫目に金髪ツインテ。それに加えてぺったんこな胸。




なんだかラノベなどでよくあるツンデレキャラのようだ。




「もーええわっ!俺一人でどうやって治るか探してくるわ!!」





じっと見つめる俺にしびれを切らしたのか、声を荒らげて出ていくハズ。


乱暴にドアを閉められ、その姿は見えなくなる。



まぁいいか…と扉に背を向け、のそのそと布団を畳んでいく。


こういう所があるから、呑気なんて言われるのだろう。