彼女の手にあったのは、ペンとノート。
一見…何の変わりもないごく普通のペンとノートだった
私は、馬鹿にされてると思った。

「私がブスだからバカにしたいんですか!」
「そうじゃないわ…貴女にそれをあげようと思って」
「それを…?」
「でも、普通のペンとノートじゃないわ…。
 魔法のペンとノート…。」
「魔法…?」

彼女が言うには、魔法のペンでノートに羨ましいって
思ったとこと、その人の名前を書いて寝るとき枕元に
置いて寝ればいい…そういうコトらしかった。