楽しくない一日の学校生活がようやく終わった。

私は、あのリップを持って学校裏の焼却炉がある所に
向かった。

未開封のリップを焼却炉に捨てようとした。

「勿体ないなぁ~」

私の背後から声がしたので振り返ると……
そこに居たのは…とても可愛い美女だった。
花那といい勝負か……勝つほどの美女だった。
目はパッチリで、スタイルも抜群で、髪も見ただけで
サラサラと分かる綺麗な茶髪。