部屋に戻ると手早く入浴をすませ、早々に寝室へ入った。

高貴な身分の人間は入浴も誰かに手伝ってもらうのが常だが、私はそれを嫌うので1人で入る。


布団の中で1人、今日のことを思い返す

今日は随分と濃い一日だった。

しかし、明日はもっと濃くなるだろう




「…フェリシア王国に革命を」

そう呟いて私は眠りの世界へ旅立った。