「それでも良い。俺は君が好きだ」 「…っ」 後に死神は言う。 俺達が惹かれ合う事は残酷でそれでも惹かれてしまう俺達を誰も引き裂けないからだ。 「本当にお前らはそれで良いのか?」 空から降りてきた死神は問う、俺達に。 そして隠れてた冴凪さんも彼と同時に出てきた。 「二人が決めた事ならそれで良いんじゃないか?」 何故か彼の問いに冴凪さんが答える。