「それにしたって人間には羽が見えない筈なのに何で見えたんだ」 不思議そうに忠史は首を傾げる。 私にも分からない。 でも悪い人には思えなかった。 寧ろ彼と居ると落ち着くような…。 「さーな」 「はっ…はいっ!!ごめんなさい…」 「ばーか、別に謝んなって。」 忠史と居ると焦ったりドキドキして上手く話せないのに。 それなのに 「そろそろ俺いくわ、何かあったら連絡しろよな」 彼にくしゃっと頭を撫でられるともっと一緒に居たいという気持ちで胸がいっぱいになってしまう。