~甘い香りに誘われて~三度目の涙

先輩は立ち上がって厨房の方へと消えていく。

私は…少し…悲しい気持ちになった。
まるで私の告白を無視された気がして…。

先輩にとって私って…ただの…お客で、年下…それだけ
なのかな…?

10分ぐらいして先輩が、厨房から出てきた。
先輩は、何かを持って私のところに来た。

「召し上がれ。」

先輩はその一言を口にした。
目の前に出されたのは……。

苺タルトだった。

私は、一口…食べた。

「!甘い…。」