~甘い香りに誘われて~三度目の涙

「ごめんなさい…。私…」
「俺にしか、言えないコトだったんだろ?」
「……。」
「親を押しきってまで叶えたい夢なんて…なかなか、
 ねぇと思うけど?
 だけど…それだけ叶えてぇ夢…なんだろ?」

彼は…また無邪気に笑う。
私の憧れだった先輩は…いつしか…「好き」に変わって
いった。
前までは…夢を共有する…自分の叶えたい夢をチャレンジする…格好いい姿を見せてくれる…憧れ…。

でも、今の「好き」は……そうじゃない。


心が熱くなって…。
目を合わせるだけでドキドキして…。
一緒にいると……幸せって思える…

         「恋」に…。

変わっていった。