~甘い香りに誘われて~三度目の涙

あれから私は一度もあの店に行くことはなかった。
学校帰りも…あの店の前は通るけど…立ち寄ることは
なかった。

私には…もう…叶えられる夢が無い。

父にとって…完璧っていったい何なんだろう?
私に出来ることは…限度がある。

成績でトップを採ること…。
90点以上を採ること…。

私にとってこれが限界だ。
夜遅くまでテスト勉強をして…。
ある時は…寝るのを惜しんでまで頑張ったコトもあった
やりたい事の半分…それ以上を我慢したことだって…。

私は普通で居たかった。

親と一緒に出掛けたり…。
親と一緒に…話して…笑って…。

友達とお出かけしたり…。

楽しいコトを…めいいっぱい、やりたかった。