「もう、せっかく誘ってくれてたのに……
蒼井くんのお誘い断るなんて、この学校で莉世くらいだよ?」
「え、そんなに?」
日陰になってる所に座った途端、歩優から驚きの言葉が。
学年で1番人気あるかなーくらいとは思ってたけど、まさかそこまでとは。
ただ容姿がいいだけなのに、どうして皆カッコイイと思うんだろう……
私には謎でしかない。
「り、莉世……」
歩優ってば、なんでそんなキラキラした顔で私の頭上見てるの?
「ねぇ、歩優、私一生かかっても蒼井の良さが分かる気がしない……」
「莉世ってば、一生俺と一緒にいたいって?
嬉しいこと、言ってくれるじゃん」
「…………」
で、でで出たァァァァー!!!!



