貴方のコト好きでした

時が…時間が…止まってしまえばいいのに…私はそう思っ
た。
でも、どんなに願ったって…私の願望は届かない。
時も…時間も…一刻一刻と過ぎてゆく。
止まらない…私の涙…。

人間…私達の人生は…幸せと成功だけじゃない。
不幸と失敗と悔いも私達の人生を造っている。
だから…悔い無しの人生なんて誰も無い。
どんなに…悔いが残らないように生きようとしても、
そんなの無理に決まってる。
この世の中に…「絶対」が無いと同じで…人生の中で
「悔い」が無いなんてあり得ないから。
それを分かったうえで…生きてきたつもりだった。
私は…人の後ろに隠れて生きてきた。
自分が弱いから…。
自分一人だと何も出来ないから…。
人の後ろにいれば…安心するから…。
でも…それが原因で私は失敗した。
人の後ろで隠れて生きて行くというのがどういうコト
だったか…死んで改めて…その身で分かった。
自分一人だと…怖いから…。
誰かがそばに…隣に居てくれないと不安だから…。
私は…その自分の弱さに溺れていった。
深海で眠りつく前に…いつも誰かが手を差しのべていて
くれた。
でも…私は自ら、その救いを逃していた。
失ったモノを取り戻すのが怖くて…。
失った時を思い出す恐怖が身を焦がすように痛かった。