貴方のコト好きでした

「私が伝えたくてここに来たのは…好きって伝えて
 たくて…。」
「!」
「もっと早く言えばよかったけど…自分に勇気が無かっ
 た。」

言ってしまえば…終ると思って…怖かったから…。
勇気が無いから…自分に自信が無いから…。
一人じゃ何も出来ないから…。
だから私は…いつも…人に頼ってばかりだった。
自分一人で解決したことなんて一度もなかった。
自分一人でじゃ…生きていけない…。
私は…星矢が居ないと、何も出来ない人間だった。

「私には…時間が無い…。」

悲しい…寂しい…涙が頬をったって落ちた。
でも、これ以上泣けば…星矢を困らせてしまう…。
だから私は笑った。

「まだ…。まだ…死にたくなかったな…。」
「!」

星矢は私を抱きしめてくれた。
安心した…。
私は幸せだった。
この…最後まで…。

「星矢…今までありがと…。
 いつも迷惑かけてばっかな私といつも一緒にいてくれ
 て…。」
「迷惑なんて思ってない!」
「ありがとう…。」