貴方のコト好きでした

「大丈夫だった?…4日間も学校に来なかったから」
「大丈夫…ごめんね?」

今日で最後…。
流石の49日は力も限界だった。
久々に人の温かさや、生きるという楽しさを思い出すコトができた。
悔いも…もう無い…そう思った。
今日、伝えればいいんだ。
やっと覚悟ができた。

「ねぇ、北神君…放課後屋上に来てくれない?」
「あ、ああ。」

今日が最後だから…めいいっぱい何かをしようとも、
思わなかった。
ただひたすら…時間が過ぎていくのを待つだけだった。
教室でも…皆の声より…確実に進み続けている、時計の
音しか自分には聞こえなかった。

そして…昼休みも終り、いよいよ放課後になった。