遠距離の彼 と 近距離の同期

天は寝ぼけ眼のまま、キッチンに来て、私を抱きしめた。

「結、おはよ。」

天は私にそっとキスをする。

「ふっ
昨夜の結もすっごくかわいかったけど、
今朝の結もかわいいな。」

天はそう呟くと、もう一度キスをしてシャワーを浴びに去っていった。


何あれ?

天のセリフで昨夜の事を思い出し、私はひとり赤面して固まっていた。



程なく、天が戻ってきたので、私たちは朝ご飯とも昼ご飯ともつかない食事を食べた。

「卵焼き、うまい。」

天がパクパクとおいしそうに食べてくれるから、見てる私も嬉しくなる。

天は、あっという間に完食した。