遠距離の彼 と 近距離の同期

私たちは向かい合って座った。

「いただきます。」

2人で手を合わせて食べ始める。

「おいしい!」

出汁の香りと味噌の香りが鼻から抜けて、とてもおいしい。

「よかった。」

天が嬉しそうに笑う。

「結、今日、何か予定ある?」

「ん? 別にないけど。」

「じゃあ、もし結の体調が大丈夫なら、
パンダ行かないか?」

「パンダ!?」

「ああ。俺たち、あそこから始まっただろ?
また、あそこから始めるのも、いいかな…
と思って。」

天…

「うん、行きたい。
天、ありがと。」


私たちは、身支度を整え、天の車で動物園へと向かった。