遠距離の彼 と 近距離の同期

どうしよう。

天、キスが上手すぎて、それだけで翻弄されるよ。

自分の感情が上手く制御できない。

だけど…

「天。」

「何?」

「だいすき。」

「え!?」

思わず私の口からこぼれた心の声に、天が目を見開いた。

「結、もう1回言って?」

「やだ。」

「なんで!?」

「もう忘れた。」

「は!?」

「さ、朝ごはん、作るね。」

私がベッドから出ようとすると、天が私の腕を掴んで引き戻す。

「結、お願い! あと1回でいいから!
さっきの、もう1回言って。」