遠距離の彼 と 近距離の同期

「えぇ!?
お話するような事は何もありませんよ。」

「じゃあ、いつから付き合ってた?」

「だから、付き合ってません。」

「分かった、質問を変える。
いつ小川に告白された?」

「えぇ!?
そんなのいつでもいいじゃないですか?」

「よくない。
気になってみんな仕事が手につかない。
今後の安達班のために、教えてくれ。」

「えぇ!?
……… 去年のゴールデンウィーク明けです。」

私は渋々答えた。

「おお。じゃ、宮本のプロポーズ直後だ。」

「春山さん、それはバラさなくてよくない
ですか?」

「悪い、悪い。
で? お前が小川に気持ち伝えたのはいつ?」

「……… 伝えてません。」

「は?」

「だから、私が天を振った形のまま、昨日の
朝に至ってます。」