遠距離の彼 と 近距離の同期

「よくもまあ、恥ずかしげもなく。
まさか、安達班のアイドルが魔性の女だった
とは。」

「中橋さん!
人聞きの悪いこと、言わないでください!」

私は抗議をするが、みんなに笑われて終わってしまった。


私たちは、蕎麦を食べ終えると、また仕事に取り掛かった。



22時。

「今日は、結も初日だし、もう帰るぞ。」

と天が言った。

「そんなの別に気にしなくていいのに。」

と私が言うと、

「ああ。
だから、明日から気にしないから、今日
ぐらいは早寝して休め。」

と言われた。

だから、私は片付けて天と一緒に会社を出る。

「お先に失礼します。」